抜髄後の痛み・違和感はいつまで続く?【歯科医がわかりやすく解説】
「神経を取ったのに、まだ痛い…」
「違和感があって不安」
抜髄(神経を取る治療)後、このような症状を感じて検索される方はとても多いです。
この記事では、抜髄後の痛み・違和感が出る理由、正常な範囲と注意が必要な症状の違い、受診の目安まで、歯科知識がない方にもわかるように解説します。
抜髄後に痛みや違和感が出るのは普通?
結論から言うと、
👉 抜髄後に軽い痛みや違和感が出ることは珍しくありません。
神経は取り除いていますが、
- 歯の周りの組織(歯根膜)
- あごの骨
は生きています。
そのため、治療による刺激で一時的な炎症が起こり、痛みや違和感として感じることがあります。
抜髄後の痛みはいつまで続く?【目安】
多くの場合、症状は以下のように落ち着いていきます。
- 1〜3日:噛むと違和感がある
- 〜1週間:軽い痛み・鈍い感じ
- 1〜2週間:ほぼ気にならなくなる
👉 時間とともに改善していく痛みであれば、心配ないケースがほとんどです。
抜髄後に起こりやすい症状
① 噛むと痛い・浮いた感じがする
治療で歯の周囲が刺激されることで起こります。
✔ 一時的なものが多い
✔ 徐々に軽くなる
場合は経過観察で問題ありません。
② 何もしなくてもズーンとする
治療直後〜数日間は、
- 治療刺激
- 一時的な炎症
によって起こることがあります。
鎮痛剤でコントロールでき、日ごとに改善するのが特徴です。
③ 違和感・変な感じが続く
「痛いほどではないけど、なんとなく気になる」
このような違和感もよくあります。
歯が神経を失い、感覚が変わったことへの慣れが原因のことも多く、徐々に気にならなくなります。
要注意!すぐに歯科を受診すべき症状
次のような場合は、早めの受診が必要です。
- 日に日に痛みが強くなる
- 何もしなくてもズキズキ激しく痛む
- 顔や歯ぐきが腫れてきた
- 噛めないほどの強い痛み
- 数週間たっても改善しない
これらは、
- 根の中の細菌感染
- 炎症の悪化
が起きている可能性があります。
抜髄後に痛みが出る原因とは?
・根管内の感染・炎症
細菌が残っている、または再感染した場合、痛みが続くことがあります。
・噛み合わせの問題
仮の詰め物が高いと、噛んだときに痛みが出ます。
・治療回数途中での症状
根管治療は複数回かかることもあり、治療途中で違和感が出ることもあります。
抜髄後の痛みを減らすために大切なこと
- 治療当日は強く噛まない
- 痛みがある側で無理に食べない
- 指示された通院間隔を守る
- 自己判断で治療を中断しない
特に、途中で通院をやめてしまうと再発リスクが高くなります。
当院の抜髄治療で大切にしていること
当院では、
- ラバーダム防湿による清潔な治療環境
- 丁寧な根管洗浄・消毒
- 痛みや不安への十分な説明
を大切にしています。
抜髄後の痛みや違和感についても、
「様子を見ていい症状か」「受診が必要か」
をしっかりお伝えします。
よくある質問(Q&A)
Q. 抜髄後、痛み止めは飲んでもいい?
A. はい。歯科で処方された鎮痛剤は、指示通り服用してください。
Q. 抜髄後、仕事や運動はしても大丈夫?
A. 軽い日常生活は問題ありませんが、治療当日の激しい運動は控えましょう。
Q. 抜髄後、いつ被せ物をしますか?
A. 根の中が安定してから被せ物を行います。状態によって時期は異なります。
ご相談・ご予約について
- 抜髄後の痛みが不安
- これって普通なのかわからない
- 他院で抜髄したが調子が悪い
このような場合も、我慢せずご相談ください。
▶ Web予約・お電話でお気軽にお問い合わせください。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、症状により対応は異なります。詳しくは歯科医院でご相談ください。

